PCゲームが遊べる小型ゲーム機「Steam Deck」の発売が2月25日に決定しました。
Steam Deckは、PC用オンラインゲームストアである「Steam」と連動する携帯型ゲーム端末で、Steamで買ったPC用のゲームがそのまま楽しめるというもので、従来の携帯ゲーム機より高性能となっているのですが、価格的にはゲーミングPCほど高くないのが特徴で、どこへでも持ち運べるという携帯性に優れています。
7インチ(1280×800)のタッチスクリーンが採用されていて、リフレッシュレートは60Hz。
十字キーやアナログスティック、ボタンでの操作入力が基本となるのですが、マウスで操作するのが前提のゲーム向けにトラックパッドも搭載しており、4つの背面ボタンやジャイロ操作対応など、操作入力が豊富で、CPUがZen2/RDNA2アーキテクチャーのAMD製プロセッサー、メモリーが16GB(LPDDR5)、ストレージ容量は64GB(eMMC)、256GB(NVMe)、512GB(NVMe)の3つが用意されています。
まぁ、ここまでくればいい情報ばかりのなのですが、発売されるのは、アメリカ合衆国、カナダ、欧州連合(EU)、イギリスに在住するユーザーのみとなっており、日本ではまだ予約すらできない状況です。
しかも、いまのところ日本での販売は未定ということで、ちょっとやきもきしますね。
使用感については、すでに一部のゲーム開発者にはそのプロトタイプが送られているようで、北欧を舞台にしたサバイバルゲーム「Valheim」の開発者であるJonathan Smårs氏によれば、Steam Deckの完成度に称賛に値するのだとか。
ハイエンドPCに比べると、グラフィック設定を下げなければならない状況も出てくるようですが、その他のゲーム開発者によれば「いい感じだよ!」ということのようで、さらに期待してしまいますね!